債権各論平成23年(2011年)11

Aを貸主,Bを借主とするA所有の甲建物の使用貸借契約に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

.甲建物に瑕疵があり,Aがそれを知らなかったことについて過失がある場合には,Aは,担保責任を負う。
.甲建物内の蛍光灯が切れたので,Bが新しいものに交換した場合,Bは,Aに対して蛍光灯の代金を請求することができる。
.甲建物についてBが有益費を支出し,使用貸借契約の終了時に,Bがその支出した金額の支払をAに対して求めた場合,Aは,Bが支出した金額ではなく,Bが有益費を支出したことによる甲建物の増価額をBに支払うことができる。
.AB間の使用貸借契約が,返還の時期は定めていないが,Bが他の適当な建物に移るまでのしばらくの間,Bが住居として使用することを目的としていた場合において,Bが現実に適当な建物を見つけることができなくても,それに必要な期間を経過したときは,Aは,使用貸借契約の解約をすることができる。
.AB間の使用貸借契約は,Aの死亡によってその効力を失う。