甲建物を所有するXは,平成23年4月1日,甲建物を占有するYに対して,所有権に基づき甲建物の明渡しを求める訴えを提起した。これに対してYは,①Xは,平成21年4月1日に,Aに対し,甲建物を期間3年,賃料月額10万円の約定で賃貸したが,事情があって,②平成22年3月1日に,XとAが①の賃貸借契約を合意解除したところ,その後,Xから甲建物を借りて欲しいと依頼され,知人であることからやむを得ず,契約書は作成することなく,③同年4月1日に,YはXとの間で甲建物を期間2年,賃料月額10万円の約定で賃借する旨合意し,その引渡しを受けたとして,Yには甲建物を明け渡す義務はない,と主張した。この事例に関する次の1から4までの各記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものを2個選びなさい。
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