次の【事例】に関する検察官の処理について述べた後記アからオまでの記述のうち,正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
【事 例】 甲は,平成22年4月1日午前9時50分,H県I市内において,司法警察員から職務質問を受けた際,所持品の検査に応じ 「窃盗の目的でVの邸宅に侵入するのに使用するため,ガラス ,切りを隠して携帯していた」旨を述べてガラス切りを所携のバッグから取り出したものの,住居については,一切答えなかった。そこで,司法警察員は,甲の住居が明らかでない上,甲に軽犯 罪法違反(同法第1条第3号違反)に該当する「正当な理由がなくてガラス切りを隠して携帯していた」事実が認められたことから,同日午前10時,同事実により甲を現行犯逮捕した。その後の捜査により,甲が窃盗を行っていたことも判明したものの,依然として,甲の住居は判明しなかった。司法警察員は,同月3日午前9時30分,甲の身柄とともに軽犯罪法違反及び窃盗の 両事実をH区検察庁検察官に送致する手続をした。その後,検察官は,同日午前10時30分,送致された甲を受け取った。