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証拠法平成24年(2012年) 第5問

次の教授と学生A及びBの会話は,刑事訴訟法第319条第1項に関するものである。①から⑧までの()内に入る適切な語句を後記aからkまでの【語句群】から一つずつ選んで入れた場合,組合せとして正しいものは,後記1から5までのうちどれか。なお,①から⑧までの()内にはそれぞれ異なる語句が入る。

会話

教 授:刑事訴訟法第319条第1項は,「任意にされたものでない疑のある自白は,これを証 拠とすることができない」と規定していて,任意性のない自白の[①]を否定しています が,その根拠についてはどんな考え方があるかね。 学生A:まず,一つ目として,任意性のない自白は,その内容が[②]おそれがあり,誤判防止 のため排除されるべきとする説があります。 教 授:この説に対しては,任意性のない自白でも,その内容が[③]と認められれば,証拠と して許容される可能性があるのではないかという批判があるね。ほかにどんな考え方があ るかな。 学生B:二つ目として,任意性のない自白は,[④]等を保障するため排除されるべきとする説 があります。でも,この説については,[⑤]に関する事実認定が困難ではないかという 批判があります。 教 授:三つ目として,一つ目の説と二つ目の説を統合した考え方もあるね。 学生A:四つ目として,任意性のない自白は,[⑥]により得られた結果として排除されるべき とする説もあります。この説は,先ほどの三つの説と違い,[⑦]側から[⑧]側に視点 を移して,取調べ方法を問題にするものです。 学生B:この説については,[⑥]により得られた自白の全てが刑事訴訟法第319条第1項に より排除されるという結論になりやすく,規定の文言上無理があるという批判があります。

語句群

  • a.被告人
  • b.取調官
  • c.違法な手続
  • d.虚偽ではない
  • e.虚偽である
  • f.黙秘権
  • g.自由心証主義
  • h.証明力
  • i.証拠能力
  • j.供述者の主観的な心理状態
  • k.客観的な取調べ状況

自分の組合せメモ(任意 — 採点に影響しません。選んだ語句は上の本文の空欄に反映されます)

①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧